JR中野駅北口広場(中野区中野5)で6月21日、「たこくせきフェス2015」が開催される。
「年々増え続け、2014年は過去最多の5000人の難民が来日するといわれている問題を知ってほしい、考えてほしい」と、10年ほど難民支援活動をしてきた織田朝日さんが音頭をとり、昨年初開催された同イベント。6月20日が国連の定めた「世界難民の日」で、毎年その週の日曜に開催する。
当日のライブパフォーマンスは、ミャンマー・ダンス&トークショー、クルド・ダンス&トークショー、ラテンアメリカ・ダンス&フォークソング、アフリカ太鼓アンサンブル、加藤健二郎さんによるバグパイプ演奏のほか、ゲストとして大道ミュージシャン夫赶寛(プー・カングァン)さんも登場する。
会場には、クルド・オヤ糸の工芸品、スリランカの工芸品、エチオピア料理、ミャンマー料理、トルコ料理、ラテンバー、パレスチナ展示などのブースが出展予定。
織田さんは「昨年初開催したが、午前中の大雨ではかなり苦戦した。最終的には雨も止み、なんとか最後まで楽しくやり遂げる事ができた。今回も天候は分からないが、今年こそは天気に恵まれ、広場を埋め尽くすほどの人たち来てほしい。いかに多くの人たちに移民や難民について関心をもってもらえるかを考え、常に試行錯誤し、新しいことを生み出していきたいし、誰もが笑って生きていける世の中を本気で目指していきたい。これからの多文化社会に向け、交流を深めるためにもぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~17時。入場無料。