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沼袋小学校跡に「釣り堀」出現 廃校のプール活用、老若男女の交流創出目指す

フナを釣り上げた親子

フナを釣り上げた親子

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 沼袋小学校跡(中野区沼袋3)に5月22日、釣り堀「みんなのぬまぼり」が期間限定オープンした。運営は沼袋親和会や野方東町会などの周辺町会。

(関連フォト)廃校のプールを活用した釣り堀

 1957(昭和32)年に開校し、2011年に廃校となった同校のプールを活用した同施設。

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 企画は、地元で町会長を務める北原ともあき中野区議会議長らと周辺町会が中心となり実現した。沼袋親和会青少年委員会の長谷川嘉昭さんは「地域の子どもたちと年配者が交流できる場所作りが狙い」と話す。5月11日は、北原さんと長谷川さんが金魚300匹をはじめ、コイやフナ300匹、合わせて600匹を用意し放流式を行った。

 釣り竿(ざお)20本と仕掛けを用意して臨んだ初日、10時のオープンと同時に、家族連れや小学生の子ども、年配者が多数駆け付けた。この日は約200人が来場した。

 会場では、年配男性が子どもたちに釣り方などを教え積極的に交流する姿が見られた。フナを釣り上げた女の子は「初めて魚を釣った。竿がぶるぶるして楽しかった。魚はぬるぬるして気持ち悪い」と話していた。

 長谷川さんは「このような取り組みは初めてで、ほとんど地域の掲示板くらいしか告知をしていなかったので、どのくらい来ていただけるか分からなかった」と話す。用意したレンタル釣り竿は開場後すぐになくなってしまったため、「1時間程度楽しんだら竿をお返し下さい」とアナウンスを入れながら、竿のローテーションを呼び掛けていた。

 長谷川さんは「糸を引っかけて『おまつり』してしまう子どもも多く、もっと仕掛けを準備したほうがいいことなど、課題も浮き彫りになった。次回までに釣り竿の数も増やして置こうと思う」と意欲を見せる。「実は廃校後に住みついている3匹の大きなコイもいる。子どもたちに釣り上げさせてあげたい」とも。

 開催時間は日曜のみ10時~15時。料金=100円(中学生以下無料)。雨天休業。10月30日まで。

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