地下鉄丸の内線・中野新橋駅近くの川島商店街(中野区弥生町3)で7月1日から、「川島商店街ぷち映画祭」が開催される。主催は川島商店街振興組合。
高畑充希さんや岩田剛典さんが出演する映画「植物図鑑」や、宮迫博之さんや野村萬斎さんが出演する映画「スキャナー 記憶のカケラを読む男」など、多くの映画に登場している同商店街。同イベントは「映画のロケ地としての顔」をPRする目的も兼ねた商店街活性化企画。
同映画祭期間中、参加協力約20の店舗で買い物をすると、インターネット上で映画を見ることのできるQRコード入りの視聴券(視聴期間は8月31日まで)が進呈され、スマートフォンなどで映画が見られるほか、商店街の数カ所に設置されたデジタルサイネージやモニターなどでも映画を見ることができる。
QRコードで視聴可能な長編映画は「ローマの休日」「望郷」「若草物語」「奥様は魔女」「シェーン」「オズの魔法使い」「名犬ラッシー(家路)」「カサブランカ」「宝島」「アニーよ銃をとれ」「紳士は金髪がお好き」「第三の男」「雨に唄えば」「白雪姫」「不思議の国のアリス」、短編映画は「トムとジェリー」「ポパイ」「ロードランナー」「チャップリン」「白雪姫」など。映像提供はブレーントラスト、協力はオーウィン(以上、中央区)とストリートメディア(千代田区)。
同イベント実行委員長の小宮山たかしさんは「どのお店にどの映画のQRコードがあるのかは、来てのお楽しみ。たくさん買い物して、いろんな名画を見てほしい」と話す。「川島商店街は商店街としてはめずらしく単独でフィルムコミッションを立ち上げており、この街並みがスクリーンに登場する機会も多くなってきた。今回の映画祭は名画と呼ばれるものが中心だが、将来的にはこの商店街が登場する映画だけを集めた映画祭も実施してみたい」とも。
7月31日まで。