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明治大で「ダイバーシティフェスタ」 多様性を受け入れやすい街めざす

「人」を貸し出す図書館「ヒューマンライブラリー」も開催(昨年の様子)

「人」を貸し出す図書館「ヒューマンライブラリー」も開催(昨年の様子)

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 マイノリティーが共に生きる仲間であることを学びながら、あらゆる人々のつながりを創るイベント「中野ダイバーシティフェスタ2024」が11月10日、明治大学中野キャンパス(中野区中野4)で開催される。主催は任意団体「中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ」。

(関連フォト)「中野ダイバーシティフェスタ2024」ポスター

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 多様性を尊重し、さまざまな障害や性的マイノリティーの当事者や支援団体、外国人支援や共生を目指す団体、子どもや認知症などの高齢者の支援団体、関心を寄せる企業や教育機関などがつながっていくことを目的に開く同イベントは、今年で3回目。さまざまな団体がブースを設け、視覚・聴覚障害、認知症、多文化共生、男女共同参画などをテーマに、ワークショップ、セミナー、体験会、映画上映などを行う。

 昨年までは同大横田ゼミのプロデュースで開いていたが、今回から運営母体として同大国際日本学部、国際日本学研究科多文化共生・異文化間教育研究領域と中野区民で形成した任意団体「中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ」(代表=伊藤勝昭さん)を立ち上げ、東京新聞も参画し、さまざまなブースやセミナー、体験イベントなどを開催する。

 同フェスタには、ももぞの見守りネットワーク「みま~も桃園」や「認知症みんなで考える中野ネットワーク」(通称=MIKAN)、将来構想委員会や新渡戸文化中学校・高等学校など区内外から30ほどの団体が参加する予定。ブックオブりーふぐりーん(川口市)と横田ゼミ卒業生有志による恒例イベント、生まれつき障害を抱えていたり社会的マイノリティー(少数派)の生き方をしていたりすることで「偏った見方」をされてしまうことの多い人たちを、それぞれ一冊の「本」として捉え、来場者が「読者」として多様な生き方を学んだり、理解し合う共通項を見いだしたりする体験の場を創出する「ヒューマンライブラリー」も開催。異文化間教育学会からは、将来構想委員会による学生・市民向けのワークショップ、同大山脇ゼミのワークショップ、同大岸磨貴子研究室などもブースを構える。

 開催時間は10時~17時30分。参加無料。

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