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野方に「酒と向き合う空間」 甲州ワインや信州清酒を「おひとり」で

「白身魚の昆布締め」(左)、「ほうれん草のオムレツ」(右)、「和田龍(普通酒)」

「白身魚の昆布締め」(左)、「ほうれん草のオムレツ」(右)、「和田龍(普通酒)」

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 西武新宿線野方駅南口ときわ通り西側に3月30日、「ワインと日本酒『はとまめ』」(中野区野方5、TEL 03-5327-8980)がオープンした。

(関連フォト)ワインと日本酒「はとまめ」外観

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「酒と向き合う空間」をコンセプトとした同店は、「ひとりで飲み歩くことを楽しんで生きてきた」という雑誌編集者だった杉本みかさんが、「ひとり飲みの楽しさを伝えたい」と思い立ち、約2年間の飲食店修行をへて開いた。店名の「はとまめ」は「ハトが豆鉄砲を食らう」の略で、「この場所でちょっとした驚きや気付き、楽しいことや面白いことをポンポン出せたら」という意味で付けたという。席数はカウンターのみ10席。

 フードメニューは「鶏のトマトソース煮込み」「鶏もも焼き」「白身魚のムニエル」「白身魚の昆布締め」(以上700円)、「とーふステーキ」(500円)、「自家製しゅうまい」(400円)など、「お楽しみ豆三種」(200円)や「キツネ焼き」「筑前(ちくぜん)煮」「マカロニサラダ」「ほうれん草のオムレツ」(以上300円)などの定番メニューのほか、その日のお薦めメニューも用意する。

 ドリンクメニューは瓶ビール(ハートランド)、日本酒、ワイン、スパークリングワインのほか、アップルサイダーなどのソフトドリンクも用意する。店主のお薦めは、日本酒では東京の飲食店ではほとんど出されていないという信州上田の「和田龍」(普通酒)、ワインは山梨県塩山の甲斐ワイナリー「かざま甲州辛口」やスペインの自然派ワイン「パンパネオ」など。

 杉本さんは「カウンター10席の小さな店で窮屈さを感じるかもしれないが、この場所で一日の疲れを和らげ、楽しいひとときを過ごしてほしい」と話す。

 営業時間は18時~24時。木曜定休。

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