中野経済新聞の2019年年間PV(ページビュー)ランキングは、「中野セントラルパークで大盆踊り大会 『EZ BON DANCE』や『エヴァ盆』『盆ジョビ』も」の記事が1位に輝いた。
ナカ経年間PV1位は中野の盆踊りで「盆ジョビ」 2位は中野駅完成イメージ図発表
ランキングは1月1日から12月12日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは次の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 中野セントラルパークで大盆踊り大会 「EZ BON DANCE」や「エヴァ盆」「盆ジョビ」も(7/8)
2. 中野区が中野駅の西口改札や橋上駅舎の完成イメージ図を公表 完成は2026年度(10/10)
3. マグロ専門店「マグロマート」が再再再移転でさらに増床 中野のランドマーク目指す(8/9)
4. 中野で羊文化の祭典「羊フェスタ」 テーマは「羊の文明開化・羊肉の開国宣言」(10/16)
5. 中野駅南口桃園商店街に「はいから喫茶 桃花園」 桃のメニュー中心に駄菓子やくじも(11/6)
6. 中野四季の森公園で「ダイエットグルメフェス」 糖質オフグルメ集結、もえあず参戦も(9/26)
7. 中野・新井交差点周辺で「ねこまつり」 猫でつながる21店舗のスタンプラリー(11/28)
8. 東中野ではしご酒イベント「ヒガナカのバル」 エリア拡大で55店舗参加(11/5)
9. 中野区弥生町に「広町みらい公園」開園 体験学習センター併設で各種体験イベントも(9/24)
10. マニアの街・中野の象徴「むし社」が移転へ 「区内で見つかってよかった」と担当者(3/19)
1位は、8月11日・12日に中野セントラルパーク(中野区中野4)で開催された「中野駅前大盆踊り大会」の事前記事。昨年、中野サンプラザ前で開催し、DJ Cellyさんがセレクトした、米ハードロックバンド「ボン・ジョヴィ」の名曲「Livin’ On A Prayer」をアレンジして踊った映像が参加者にツイートされ、それに本家ボン・ジョヴィのツイッターアカウントが反応し大きな話題となったが、今年も開催後につぶやいたツイッターに本家が反応したため、PVが増える結果となった。
2位は、現在建設中の中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業についての考え方をホームページ上で示し、橋上駅舎などの建物図面と完成イメージを公表したというニュース。中野駅は東京23区内の駅で唯一エレベーターが設置されていない駅ということもあり、今回の中野駅西口改札の完成とバリアフリー化に注目が集まっていることが要因と考えられる。中野区関連で言えば、9位にランクインした弥生町「広町みらい公園」開園も、区内には数少ない大型公園が開園したことで注目された。
3位はマグロ専門店「マグロマート」の再再再移転、5位は桃園エリアに誕生した桃メニュー専門店「はいから喫茶 桃花園」、10位はマニアの街・中野の象徴「むし社」が移転へ、の記事。「マグロ」「桃」「むし」それぞれこだわりを持ったマニアの街・中野らしい店の記事で、「むし社」の記事は25位にもランクインしたほか、15位には「スパイス」をキーワードとしたレストラン「roji」もランクインした。
4位は羊文化の祭典「羊フェスタ」、6位は糖質オフグルメ集結「ダイエットグルメフェス」となり、中野四季の都市で開催の「食フェス」がランクイン。16位のギョーザの魅力発信「餃子フェス」、17位と18位の2度開催されたドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」、23位のオージー・ラムの魅力を伝える「ラムバサダーフェス」などが上位PV記事となった。
街歩きイベントの記事としては7位の新井交差点周辺で「ねこまつり」、8位の東中野ではしご酒イベント「ヒガナカのバル」がランクインした。
飲食店オープンの上位記事のほとんどがラーメン店となったことも中野のラーメン文化を象徴している。11位にむつみ屋」創業者が中野で復活した中野駅南口「竹麓らーめん」、12位に老舗製麺メーカー直営の麺のテースティングカフェ「MENSTA」、13位に恵比寿の人気みそラーメン店「つなぎ」が中野に2号店、14位にBGMや壁など店内はブルース一色「ラーメンブルース」がランクインした。
今回のランキングでも「食」にまつわるニュースが目立つ結果となったが、JR中野駅や駅周辺の再開発、行政の公園更新に注目が集まっていることも見逃せない。これから中野駅西口改札や南北連絡通路、南口改札周辺、北口エリア、囲町地区などの再開発も控えており、街の新たな動きが予想される。連続立体交差の工事が進む西武新宿線エリアや、徐々に駅の整備が進む東京メトロ丸の内線エリアなども含め、ナカ経では来年も中野区内の動向をいち早く伝えていきたい。