NPO法人「キッズデザイン協議会」が8月21日、「第14回キッズデザイン賞」を発表し、中野区内に事業所を構える「ピコトン」(中野区中央5、TEL 03-6231-5490)、「ジオジャパン」東京オフィス(本町4、TEL 03-5937-3650)が受賞した。
子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを表彰する同賞。創設以来「すべての子どもは社会の宝であり、私たちの未来そのものです」を基本方針に掲げ、活動している。
同協議会によると「新しい生活様式に対応した子ども・子育て製品やサービスが充実」「子どもと一緒に未来の地球・社会を考えるサービスや取り組みの増加」「多様性を受容する社会への関心の高まりを反映していること」などが今回の応募作品の特徴だったという。募集期間は3月2日~5月18日で、応募総数は390点。
受賞作品は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」で55点、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で99点、「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で83点、合計237点が受賞したほか、9月30日には六本木アカデミーヒルズで最優秀賞「内閣総理大臣賞」など優秀作品を発表し、表彰式も行う。
中野区内の事業者としては、「ピコトン」の博物館・美術館をネットで巡る無料コンテンツ「ストリートビューミュージアム」、「ジオジャパン」の台湾発STEAM知育玩具「Qbi toy」、どちらも「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で「第14回キッズデザイン賞」を受賞した。