中野セントラルパークに本社を構えるキリンビール(中野区中野4)は10月6日、「一番搾り」ブランドから「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を発売する。
(関連フォト)「キリン一番搾り 糖質ゼロ」(缶サイズ表記バージョン)
今回発売する同商品は、麦汁ろ過工程において最初に流れ出る一番搾り麦汁を使う製法「一番搾り製法」により、約5年の歳月をかけて350回以上の試験醸造を重ね、キリンビールの技術力を結集させることで、国内で初めてビールカテゴリーで「糖質ゼロ」を実現した。技術開発担当でキリンホールディングス飲料未来研究所の廣政あい子さんは「同商品開発は、育児休業中にママ友・パパ友とお花見をしているときに、パパ友が言った『ビールが好きなんだけど、体型も気になるから、(ビールは)最初の一杯だけ』という言葉がきっかけ。その言葉を聞いて、ビール好きな人がもっと気兼ねなく飲めるおいしいビールをつくりたいと考えるようになった」という。
同社として、「お客さまがビールカテゴリーに期待する『おいしさ』『糖質ゼロ』を実現することで、既存のビールユーザーに加え、健康志向の高いお客さまへの期待にも応え、ビールの新たな魅力を広げていく」とともに、10月から段階的に始まる酒税法改正で減税となるビールに新商品を投入し販売増を狙う。
容量・容器=350ミリリットル缶と500ミリリットル缶。アルコール分=4%。オープン価格。