中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」(TEL 050-3597-7222)で10月10日から、立体切り絵アーティストSouMa(ソウマ)さんの立体切り絵展が開かれる。
SouMaさんは島根県出身で島根県松江市の観光大使も務める。小学生の頃から切り絵を始め、美術やデザイン関係の学校で学んだ経験はなく、感性に任せて作品を創作するという。平面的なものから立体的なものまで、光や影との融合などを取り込んだ作風。下描きなしで一枚の紙からカッターナイフによって切り出し創作するのが特徴で、羽根の毛1本に至るまで紙を切り離したり貼り合わせたりすることなく表現している。同展では約20点を展示する。
同ギャラリーの小高均代表は「SouMa作品の正しい鑑賞法は三度見。.まずは作品全体をゆっくりご覧いただき、美しい表現とその世界観を楽しみ、次に作品を構成しているパーツはその全てが紙とは思えないほど複雑で緻密に表現され、驚きの技術により極細に切り抜かれていることを確認し、最後に全てが繋がっていることに驚きながらご覧いただきたい。驚異の技術により一枚の紙から生まれる美しい奇跡の作品。唯一無二のカミワザ!神業!紙技!アートをぜひ楽しんでいただきたい」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。水曜休廊。10月19日まで。