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中野区立総合体育館で竣工式典 「キリンレモン スポーツセンター」の新サインも

中野区立総合体育館(外観)

中野区立総合体育館(外観)

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 「キリンレモン スポーツセンター・平和の森公園」竣工記念式典が9月20日、新・中野区立総合体育館(中野区新井3、TEL 03-5860-0024)メインアリーナで執り行われた。

(関連フォト)記念式典テープカットの様子

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 7月31日に竣工し、区民を中心としたスポーツによる健康づくりやコミュニケーションづくりに寄与するとともに、本格的な競技大会が行えるメインアリーナや、小規模な大会など多様な用途にも対応するサブアリーナのほか、武道場も備える同施設。災害時には、帰宅困難者の一時滞在場所や各種支援団体の活動拠点としても活用。「東京オリンピック・パラリンピック」の卓球競技公式練習会場としても使われることが決まっており、10月1日、グランドオープンする。

 竣工記念式典には、主催者側である酒井直人区長をはじめ、来賓として高橋かずちか中野区議会議長、橋本聖子東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、地元の国会議員や都議、区議、地元企業代表、地域団体の関係者などのほか、和賀井克夫東京都下水道局長、ネーミングライツパートナーの堀口英樹キリンビバレッジ社長らも出席した。

 体育館の新サインについて、出席者から「レモン色の爽やかで清々しい感じ」「中野区立総合体育館という無機質なものより断然身近に感じる」「ロゴの形がかわいくて愛着が湧きそう」「青春のあまずっぱい思い出ができそう」などの声が聞かれた。

 体育館全体の建築面積は6122平方メートル、延べ床面積は1万2491平方メートル。地下2階・地上3階建てで、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造。主な施設はメインアリーナ、サブアリーナ、武道場のほか、ボルダリングや筋トレマシーンも完備する「トレーニングルーム」、卓球やバレエなどの用途も可能な「多目的室」、草地広場に隣接したカフェ「モリノナカノカフェ」、ウレタン遊具や絵本を配置する「キッズスペース」、以前の管理棟に設けられていた「平和資料展示室」など。ロッカーやシャワールームも備えている。

 同区では9月22日~30日、ボッチャや風船バレーなどを無料体験できるプレオープン期間を準備しているほか、今月27日は幼児体操教室や逆上がり教室などが無料体験できる子ども向けイベントも開催。申し込みは施設窓口と電話で受け付ける。

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