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明治大学中野キャンパス山脇ゼミが「やさしい日本語市場」 多文化共生めざす

明治大学国際日本学部山脇啓造教授と山脇ゼミの4年生たち

明治大学国際日本学部山脇啓造教授と山脇ゼミの4年生たち

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 明治大学中野キャンパス(中野区中野4)を拠点としている国際日本学部山脇ゼミは11月8日、中野区における多文化共生のまちづくりを目指した「Nakano Borderless~やさしい日本語市場~(通称=やさいち)」をオンラインで開催する。

(関連フォト)オンライン「やさしい日本語市場」ポスター

 「やさいち」は昨年度行われた東京都主催の多文化共生プレゼンコンテストで同ゼミが最優秀賞を受賞したプレゼンテーションの構想を具現化したもので、中野区の日本人住民と外国人住民の「やさしい日本語」を媒介とした交流を促進し、住民同士のつながりをつくることを目指している。「やさしい日本語」とは、誰にとっても分かりやすいように、簡単な語彙(ごい)や文法で短くはっきりと話す日本語のことを指す。今年8月には国や自治体による外国人住民への情報発信の手段として、入管庁と文化庁が「やさしい日本語のガイドライン」が策定された。

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 同ゼミでは2018(平成30)年度から中野区に「やさしい日本語」を広めることを目指して活動を続けていて、昨年11月3日には「Nakano Borderless~国際交流運動会~」と題した運動会を明治大学付属中野中学・高校(東中野3)で開催し、同イベントは「Nakano Borderless」シリーズとしては2度目の開催となる。当初は、同校が隣接する中野セントラルパークでの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインを中心としたイベントとして開催する。すでに開設されている「やさいち」の特設ホームページでは、「かいもの通り」「じまん広場」「おしゃべり喫茶」といった3つのバーチャル会場で「やさしい日本語」を使った交流をすることができるほか、中野区のお店を「やさしい日本語」で紹介した動画を見たり、「やさしい日本語」を使って会話を楽しむ空間が用意されている。ライブ配信やコミュニケーションはユーチューブのライブ配信やテレビ会議ツール「Zoom」などを活用して実施する。

 山脇ゼミ4年の五十嵐あきさんは「中野区に多文化共生の輪を広めるため、中野区に住み、学び、働く日本人と外国人が気軽に交流できる場づくりを実現したい。ボーダレスな社会を目指し、山脇ゼミ生一丸となってがんばります」と話す。

 開催時間は10時~17時。