完全無料塾「中野よもぎ塾」が7月23日、なかのZERO(中野区中野2)西館3階学習室2でセミナー「無料塾に今、できること」を開催する。
(関連フォト)セミナー「無料塾に今、できること」パンフレット
経済的な理由で進学塾などに通えない中学生を対象に無料で学習支援を行っている同塾。記者をなりわいとしている代表の大西桃子さんを中心に2014(平成26)年4月に開校、中野区内の施設を利用しながら、大学生や大学院生、さまざまな職業の社会人らがサポーターとして1~2時間目は個別指導、3時間目は中学生が今後生きていく上で必要なスキルを身に付けたり、表現力を磨いたり、「学ぶ」ことへの興味関心を高めたりするための集団授業のカリキュラムで授業を行っている。
今回はセミナーの開催。「無料塾に今、できること」と題し、ここ数年増え続けている「無料塾」を知ってもらい、「今なぜ必要性が高まっているのか、どんな活動をしているのか」をテーマに無料塾が社会の中で果たしている役割を伝えるという。大西さんは「ボランティアで関わってみたい方、無料塾を立ち上げたい方、子どもたちのために何かできないかと考えている方に、ぜひ来ていただきたい」と話す。
セミナーは2部制で、第1部は「無料塾って何?」をテーマに八王子つばめ塾の小宮理事長が、「コロナ禍での無料塾の活動」をテーマに大西代表がそれぞれトークする。第2部は教育ジャーナリスト・おおたとしまささんや、無料塾「なかの国際学院」代表のShunさんとDaikiさんが「それぞれの立場から見た無料塾」をテーマに座談会を行う。1部・2部を通して、オンライン配信も行う。
開催時間は、第1部=14時~、第2部=15時~。参加無料。会場での定員は25人で、中野よもぎ塾「無料塾に今、できること」参加申込専用サイトから申し込む。