北朝鮮に渡った姉との再会を果たした女性を追ったドキュメンタリー映画「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」の上映が8月28日、東中野の映画館「ポレポレ東中野」(中野区東中野4)で始まる。
(関連フォト)ドキュメンタリー映画「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」ポスター
同作品は、熊本県で訪問介護の仕事をしている林恵子さんと1960(昭和35)年に在日朝鮮人の夫と共にに北朝鮮に渡航した20 歳上の姉・愛子さんの姉妹を追っドキュメンタリー。手紙で伝わる姉の変貌ぶりに恵子さんは落胆し反発、絶縁する。その後、日朝関係が悪化し、音信不通のまま58年の歳月が流れたが、あるとき姉の消息が知らされる。行き違いや葛藤を乗り越え、姉妹は58 年ぶりに北朝鮮で再会する。監督・プロデューサー・撮影は、テレビ番組のドキュメンタリー作品を手掛ける島田陽磨さん。
上映に合わせて、島田さんを中心にトークイベントを開催する。各日のゲストは、8月28日の初日舞台あいさつに林恵子さん・林真義さん、同29日は写真家の林典子さん、同30日はフォトジャーナリストの安田菜津紀さん、9月4日はライターの武田砂鉄さん、同11日は映像ジャーナリストの伊藤詩織さんを予定する。
詳しくはホームページで確認できる。