オーケンさんこと大槻ケンヂさん率いる「筋肉少女帯」のポップアップストアが11月10日、中野ブロードウェイ(中野区中野5)3階「墓場の画廊」と「墓場の画廊ONLINE」で始まる。
「筋肉少女帯」約2年ぶりのオリジナルアルバム「君だけが憶えている映画」を記念した期間限定のポップアップストア。アルバムリリースに当たり、大槻さんは「深夜にたまたま観てその後の人生を大きく変えてしまった一本の映画との出会い、そんなジワッと来る衝撃を与えたいと思いながら11の筋少の物語を楽曲に練り上げた。11回は人生変わりますよ。いい方向にね」(原文ママ)とコメントしている。
会場では、「筋肉少女帯」のアクリルロゴチャームの付いたワイン、スラッシャームービー風のTシャツ、モッズコートなど「筋肉少女帯×墓場の画廊」オリジナルグッズを販売するほか、メンバーの衣装も展示する。
同画廊代表の佐山有史さんは「2年前に開催した筋肉少女帯メジャーデビュー30周年を記念した『筋肉少女帯展』は中野にコアなファンが集結しお祭り騒ぎとなった。今回はこのコロナ禍の中でできる精いっぱいの熱量で、ニューアルバムの発売を墓場の画廊なりに応援したい」と話す。
開催時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。今月28日まで。
1979(昭和54)年に中野区内の中学生だったボーカルの大槻ケンヂさんとベースの内田雄一郎さんが中心となり結成したバンドが前身の「筋肉少女帯」は1988(昭和63)年6月、トイズファクトリーからアルバム「仏陀(ぶっだ)L」とシングル「釈迦(しゃか)」でメジャーデビュー。大槻さんは1999(平成11)年に「筋肉少女帯」を脱退し、翌年には大槻さんが中心となって「特撮」を結成。2007(平成19)年には内田さんらが再度合流し「筋肉少女帯」が復活、同年3月にはベストアルバム「筋肉少女帯 復活究極ベスト 大公式」が復活第1弾として発売された。