中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で12月3日から、写真家・星野寿一さん写真展「こうみょう《光明》III~“変容”」と写真家・星野みどりさん写真展「刻の想(おも)い」が開催される。
寿一さんは1943(昭和18)年生まれ。2018(平成30)年8月に同ギャラリーで初の個展「こうみょう《光明》~“NOVA”」、2020年12月には再び同ギャラリーで2度目の個展「こうみょう《光明》II~“鍛造”」を開催。今回の個展は3度目、夫婦での二人展は2度目となる。ピッケルや石仏等を中心に、よくテレビなどで見かける坂本龍馬の白黒写真を撮影した時の技法である湿板写真で撮影した作品12点を展示する。
みどりさんは1948(昭和23)年生まれ。1974(昭和49)年に星野寿一さんと結婚。湿板写真制作に助手として携わり、2019年には彩色写真を始める。2020年には8×10カメラでの撮影と鶏卵紙での作品制作を始めた。8×10フイルムから鶏卵紙へ、さらにそのプリントに手彩色した作品12点を展示する。
開廊時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日休廊。12月25日まで。