就労継続支援B型事業所「あとりえふぁんとむ」(中野区東中野4)ら3団体が合同で12月11日、「あーとでつながるひがしなかの」を東中野区民活動センター(東中野5)1階多目的室で開催する。
JR東中野駅東口北側すぐの所にある「あとりえふぁんとむ」は、革工芸やお菓子作り、公園清掃などの作業や、レクリエーション、地域交流などの活動を通して仲間と触れ合い、社会との関わりを持ちながら、自分らしい暮らしができるようになることを目的に1974(昭和49)年から活動を続けている。そのほか、1999(平成11)年に自前の拠点劇場「レパートリーシアターKAZE」(東中野1)を構えて演劇に取り組む「東京演劇集団 風」、同区民活動センター近くの飯田深雪サロン跡に2020年6月にオープンしアートフラワーやクラフトのワークショップを手掛けている「kukkla(クックラ)」(東中野5)が参加する。「アート」をテーマに講演会を行うほか、各団体の作品展示や「あとりえふぁんとむ」で作っているお菓子や革製品の販売も行う。
「あとりえふぁんとむ」管理者の小駒加代さんは「東中野でものづくりや表現の分野で活躍する団体がそれぞれの思いを語る。地域の中で人と人とをつなぎ、誰もが暮らしやすい街づくりを実現するために、ものづくりや表現が持つ可能性について一緒に考えてもらえたら」と参加を呼び掛ける。
開催時間は14時~15時30分。定員は30人(事前申し込みが必要)。申し込みは「あとりえふぁんとむ」(TEL 03-3360-3517)で受け付ける。