人形作家・江間ミクさんの人形展「未来のために」が3月22日から、中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」(TEL 050-3597-7222)で開催される。
江間さんは大分県出身で、高校在学中より独学で人形を作り始め、後に上京し、人形作家の四谷シモンさんに師事する。現在は埼玉県の山の麓で球体関節人形、貝殻や刺しゅうを組み込んだオブジェ作品などを制作している。
同展では、人気のあるカキ殻を使った代表作を中心に約20点の作品を展示販売する。
店主の小高均さんは「殻の中に収まって眠り続けるカキの女の子。その夢想は過ぎ去った時間に思いをはせているのか、それとも未来への希望に満ちあふれているのか。まるで本物のカキの触感を感じられるような不思議な身体と、夢見るようなその穏やかなかわいい表情を眺めていると、自然とさまざまな幻想的な物語を想起させる。とてもキュートでかわいくて、ちょっぴり妖しい不思議な人形に、ぜひ会いに来てほしい」と話す。
営業時間は12時~17時。水曜定休。3月31日まで。