見る・遊ぶ

中野で山下恒夫さん写真展 テーマを持たずに「日々」撮影した作品中心に

山下恒夫さんの作品

山下恒夫さんの作品

  • 26

  •  

 写真家・山下恒夫さん写真展「日々-V」が3月8日、中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で始った。

(関連フォト)「ギャラリー冬青」外観

[広告]

 山下さんは1961(昭和36)年東京生まれ。1980(昭和55)年には個展「高校日記」をキヤノンサロン銀座・広島で開催。1984(昭和59)年、日本大学芸術学部写真学科を卒業。その後、1997(平成9)年には個展「Fragment」をミノルタフォトスペース新宿で、2001(平成13)年には個展「島の時間」をコニカプラザで、2012(平成24)年には個展「島想(おも)い」をコニカミノルタプラザで開くなど、個店やグループ展などを開催。写真として、2006(平成18)年には「島の時間」(クレオ)、2008(平成20)年には「もうひとつの島の時間」(冬青社)を発表している。

 写真展開催に際し、山下さんは「『日々』というタイトルでの写真展は今回で5回目。外出時にいつも持ち歩いている小さなカメラで撮りためた、決まったテーマを持たない写真を選ぶのは楽しくもあり、悩ましい作業。ここ数年で撮影したフィルムの中には、人の写っていないものが多くあった。都市の中の小自然とでも言えるのかもしれないが、カメラを持っていなければ恐らく見過ごしてしまったであろう光景をこうして閉じ込めることができるのが、写真を続けている理由かもしれない」とコメントを寄せている。

 開催時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日定休。観覧無料。今月30日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース