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「昭和の街」東中野ムーンロードで秋祭り-再開発の波と戦い、街を盛り上げる

昭和の香りが漂う東中野ムーンロードの一角

昭和の香りが漂う東中野ムーンロードの一角

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 JR東中野駅東口北側に位置する東中野「ムーンロード」(中野区東中野4)で10月25日、「ますます昭和の香りが漂う楽しいムーンロード秋まつり」が開催される。

シャンソニエ「マ・ヤン」店主で「東中野ムーンロード『昭和の街』を保存する会」会長の東田敬子さん

 「ムーンロード」の正式名称は「東中野駅前飲食店会」といい、戦後東中野で最も栄えた商店街の一つ「飲食店街 住吉小路」から現在の名前に変わった。小路が三日月のように曲がっていることから、いつしか「ムーンロード」と呼ばれているという。現在は約50メートル四方に約40店舗がひしめき合う商店街で、昔ながらの店舗と狭い路地が特徴の「昭和の街」として映画やドラマの撮影も行われている。

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 秋祭りでは「ムーンロード」内のイベント参加店でワンコインドリンクを提供するほか、スタンプラリーも実施。4店舗のスタンプを集めた参加者はイベント当日の抽選会に参加できる。路上では近隣の飲食店などが参加し、焼きそば、花、ホットドッグ、そうめん、カラクリ小物などが販売されるほか、時間帯によってはジャズバンドやゴスペル、パントマイムなどのライブもある。

 同商店会長で1975(昭和50)年からシャンソニエ「マ・ヤン」(同、TEL 03-3371-9637)を開いている店主の東田敬子さんは、「この昭和の街が大好きでずっとこの地で店を守っている。最近では映画やドラマの撮影に利用されているが、そのことはあまり知られていない。このイベントを機に、たくさんの人たちにこの昭和の街ムーンロードを知ってほしい」と話した。

 「最近、このムーンロードも再開発の波が押し寄せてきていて、数店舗が店や土地を手放してしまった。この場所はこのエリアでは数少ない『昭和の街』。この街を守るため、東中野ムーンロード『昭和の街』を保存する会を立ち上げた。商店会の結束を固めながら、毎月対策を考えている。皆さんの知恵を拝借しながら再開発の波と戦い、街を盛り上げたい」と東田さん。

 開催時間は12時~17時。

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