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中野で「まちづくりシンポジウム」開催へ 「駅周辺やサンプラザはどうなる?」

中野駅北口設計パースの1案

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 明治大学中野キャンパス(中野区中野4)5階大ホールで3月19日、「第2回 まちづくりシンポジウム」が開催される。主催は、東京商工会議所中野支部、中野法人会、中野工業産業協会、中野区しんきん協議会、中野区商店街連合会の中野区内主要経済5団体で構成する「これからの中野のまちづくりを考える会」。

過去の「まちづくり勉強会」の様子

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 JR中野駅周辺エリアでは現在、再開発プロジェクトが進んでおり、線路をまたぐ新しい駅ビル、南北連絡通路、北口の中野区役所、中野サンプラザの建て替え、南口駅前広場と公社住宅一帯の再開発など、複数の大規模工事が計画されている。そうした状況の中、中野区では、より強く地域のポテンシャルを生かせるよう、住民や地域産業界の立場から積極的にまちづくり計画に関わってもらおうと区内の主要な経済5団体と協力し、「これからの中野のまちづくりを考える会」を設立した。

 同会は昨年6月に発足し、以降「まちづくり勉強会」や「中学生まちづくりワークショップ」「姫路駅前再整備視察」などを月1回のペースで開催。9月26日には安倍晋三内閣総理大臣夫人・昭恵さんによる講演「ファーストレディーと一緒に、未来の中野を考えよう!」や、「第1回 これからのまちづくりを考えるシンポジウム」も開催してきた。

 今回のシンポジウムは「区民参加型の公共プロジェクト」推進に当たり、情報を区民と共有し、発展させる目的で開く。同会がこれまで検討を進めてきた「まちづくり要望書」を田中大輔中野区長に提出するとともに、田中区長、明治大学特任教授で元東京都副知事の青山やすし(「やすし」はにんべんに八と月)さん、区内経済団体の各代表らがパネリストとして参加するパネルディスカッションも行う。オープニングでは2014年11月に梅若能楽会館(東中野2)で開催し話題となった、4歳の時に「ナウシカ・レクイエム」を歌った麻衣さんと、「能楽界の貴公子」と言われる梅若紀彰さんの異色コラボレーション「麻衣と舞」ダイジェストバージョンも披露する。

 開催時間は13時~15時30分。入場無料。要申し込み。中野区内在住の経営者、学生、専門家のほか、まちづくりに関心のある人であれば誰でも参加できる。シンポジウム特設サイトかファクスで東京商工会議所中野支部まで申し込む。定員400人。

 同会では中野サンプラザで4月2日、田中区長による「これからの中野のまちづくり(仮称)」、衆議院議員松本文明内閣府副大臣による「漫画・サブカルチャーのまちづくり(仮称)」、衆議院議員石破茂地方創生担当内閣府特命担当大臣による「地域の個性を核に自立へ(仮称)」の特別講演会「第3回 まちづくりシンポジウム」の開催も予定している。

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