アスリートマネジメント企業「ファーストトラック」（中野区東中野1、TEL 03-6279-3201）は1月20日、陸上女子100メートル・200メートルの日本記録保持者である福島千里選手と、ノルディックスキー複合のソチ五輪銀メダリストの渡部暁斗選手とマネジメント契約を締結したと発表した。

（関連フォト）ノルディックスキーの渡部暁斗選手（新田桂一さん撮影）

　スポーツとカルチャー（ファッション、ミュージック、アート）の融合を促進させることで、スポーツ、アスリートの新しい価値を創造するというミッションを掲げ、アスリートのマネジメント、ブランディング活動を行うために昨年末に設立された同社。両選手の夢の実現のため、今後の競技活動をさまざまな面でサポートしていくとともに、陸上競技、スキー競技の魅力を伝えるための活動を両選手と展開するという。

　福島選手には、2020年の東京オリンピックで日本人女子史上初となる10秒台（100メートル）という夢に向け、渡部選手には、2018年の平昌オリンピックで日本人史上初となるノルディックスキー複合の個人金メダル獲得に向け、同社として全力でバックアップしていくという。

　同社の塚田邦晴社長は「スポーツ、アスリートの魅力を一人でも多くの人たちに伝えるためにファーストトラックを設立した。今後、スポーツとカルチャーの融合による新しい価値の創造に尽力していきたい」と意気込む。「福島選手、渡部選手ともに無限の可能性を秘めている。ぜひ応援していただきたい」とも。