中野経済新聞の2018年上半期PV(ページビュー)ランキングは、「新井薬師に『しょぼい喫茶店』 うつ病患う学生が開業、皆が『生きる』ための場目指す」の記事が1位に輝いた。
ランキングは1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは次の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 新井薬師に「しょぼい喫茶店」 うつ病患う学生が開業、皆が「生きる」ための場目指す(3/8)
2. 中野で「COBRA」連載40周年イベント 「宇宙に響くコブラの名言」が集結(5/28)
3. 中野にほたて専門店 北海道最北端から毎日天然ホタテを直送、ホタテ釣り体験も(3/29)
4. 野方バス停付近にラーメン新店 人気の「横浜家系らーめん武道家」大将が独立(5/29)
5. JR東日本「ガンダムスタンプラリー」 中野駅は「アムロ」、駅長「加室、行きまーす!」(1/9)
6. 中野に札幌のスープカレー専門店「GARAKU」オープン 東京23区内初出店(4/20)
7. レッドブルが中野に「ゲーミングシーンに翼をさずける」拠点開設、アジア圏初(2/2)
8. 中野坂上に酒場食堂 岐阜出身で元サッカー選手の店主、どて煮や飛騨牛バーグ売りに(3/12)
9. 東中野にラーメン新店 清湯系スープで「岩塩」「白しょうゆ」にこだわり、日本酒も(5/21)
10. 都立家政「フランス菓子ふじの木」が94年の歴史に幕 「復活も視野に」と店主(5/22)
1位は就職活動に疲れ、重度のうつ病を患った現役大学生・えもいてんちょうがオープンした「しょぼい喫茶店」(中野区上高田2)。「就活の時、どの企業にも『要らない』『要らない』と言い続けられ、起き上がることすらできないほどのうつ病になってしまった。誰かにとっては『しょぼい』自分であっても、生きていてほしいと思ってくれる人が必ずいると感じた」と話す。フェイスブックの「いいね!」は4000を超えた。
2位の記事は、中野ブロードウェイ(中野5)の名物ギャラリーとなった「墓場の画廊」での企画展「コブラEXHIBITION ~墓場より愛を込めて~」の記事。同画廊代表の佐山有史さんは「名作『コブラ』に登場する、シビれる名言たちが墓場の画廊に大集結。コブラの放つワードは男女を問わず、ハートをわしづかみにされること間違いなし!」とコメントした。
3位「中野にほたて専門店 北海道最北端から毎日天然ホタテを直送、ホタテ釣り体験も」、6位「中野に札幌のスープカレー専門店『GARAKU』オープン 東京23区内初出店」はどちらも北海道から中野に進出した飲食店の記事。ほか飲食店の記事は、4位「野方バス停付近にラーメン新店 人気の『横浜家系らーめん武道家』大将が独立」、8位「中野坂上に酒場食堂 岐阜出身で元サッカー選手の店主、どて煮や飛騨牛バーグ売りに」、9位「東中野にラーメン新店 清湯系スープで『岩塩』『白しょうゆ』にこだわり、日本酒も」がトップ10入りを果たした。
5位には「JR東日本『ガンダムスタンプラリー』 中野駅は『アムロ』、駅長『加室、行きまーす!』の記事、7位には「レッドブルが中野に『ゲーミングシーンに翼をさずける』拠点開設、アジア圏初」。どちらの記事もツイッターで多くリツイートされた。
10位は「都立家政『フランス菓子ふじの木』が94年の歴史に幕 『復活も視野に』と店主」の記事。開店から閉店までをひもとくことで、その店や店主に敬意を表しつつ、幕引きを伝えた。
ランク外では、11位「薬師あいロードに汁なし担々麺専門店」、12位「中野駅南口にロールアイスとエッグワッフルの店」、13位「羊肉フェス」、15位「中野セントラルパークにキリンのビアガーデン」、17位「野方・北原通りにうどん新店」、20位「東中野にそうめん居酒屋」など、飲食店や飲食イベントが多かった。
今回のランキングでは中野駅周辺以外のニュースが目立つ結果となった。JR中野駅周辺は今後、中野駅西口改札や南北連絡通路、南口ロータリー周辺、囲町地区などの再開発も控えており、新たなまちの動きが予想される。連続立体交差の工事が進む西武新宿線エリアや、徐々に駅の整備が行われている東京メトロ丸の内線エリアなども含め、ナカ経では下半期も中野区内の動向をいち早く伝えていきたい。