中野区観光協会(中野区中央3)は6月1日から平日のみ1カ月間、中野サンプラザ(中野4)の区役所側駐車スペースで「#中野テイクアウト@中野サンプラザ」と題したテークアウトメニューのキッチンカー販売を始めた。
(関連フォト)販売するテークアウトメニューは日替わりでローテーション
4月15日に新型コロナウイルスの影響を大きく受けている中野区内の飲食店盛り上げるための支援第1弾としてクラウドファンディング「がんばろう中野!クラウドファンディング」を行った同協会。支援者は1179人、支援金額は1,1,83万1,000円となり、参加164店舗に対しての支援となった。今回のキッチンカーによるテークアウトメニュー販売は「がんばろう中野」シリーズ第2弾の位置付け。過去に行われた「中野の逸品グランプリ」受賞店など10店舗が提供する和風、洋風、エスニック、ヘルシーなどのテークアウトメニューを常時13~16種類用意し、販売する。
参加店舗は、甘味処「梅家」(中野5)、コロッケ「西郷亭」(野方2)、ラーメン「薬師の大番」(上高田3)、ボードゲーム&ダイニングバー「kurumari」(中野2)、タイ料理居酒屋「トンホム」(中野3)、洋食酒場「カラフル」(中野5)、トルコ料理「メイハーネオゼリ」(上高田5)、惣菜屋敷「ぱた亭」(江古田3)、おでんといわな骨酒「和み」(中野5)、「オーガニックキッチン」(弥生町3)の10店舗。ローテーションで毎日5~6店舗がテークアウトメニューを提供する。
同協会の藤井聡さんは「改めて参加店舗の皆さんから現状を聞いたが相当厳しい状況で、時短営業や販路縮小など、売上減の現実と今後について本当に悩んでいた。中野の飲食店に、少しでも勇気と元気と明日への希望の光になるお手伝いができればと、第1弾のメンバーらと考えてきた。中野の店の多彩な味を楽しめるので、皆さん応援よろしくお願いします」と呼び掛ける。「ただ販路の場を提供するだけでなく、購入したお客さまにアンケートを取り、それを参加店にフィードバックして、メニュー開発に役立つような、実になる支援の形を作りたい。期間中は参加店舗を募集しているので、ぜひ私たちと一緒に新しいライフスタイルに合わせた新しい飲食店の形を、このキッチンカーでチャレンジしてほしい」とも。
販売時間は11時30分~17時30分。6月30日まで(平日のみ)。