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中野駅南口「レンガ坂」で外飲みイベント 国交省「占有許可基準緩和」で区内初

中野駅南口「レンガ坂」東側ゲート

中野駅南口「レンガ坂」東側ゲート

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 JR中野駅南側すぐの中野レンガ坂商店街(中野区中野3)で9月18日から、「中野レンガ坂外飲みストリート」が開催される。

(関連フォト)「中野レンガ坂外飲みストリート」ポスター

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 2002(平成14)年に誕生し中野駅周辺でも「おしゃれな商店街」として定着、バルイベントやレンガ坂祭り、アール・ブリュットとのコラボなど、年間を通してさまざまなにぎわいを見せている同商店街。コロナ禍でさまざまなイベントが中止や延期となり、飲食店が疲弊する中、岡田俊彦商店会長は「飲食店は大きなダメージを受けた。個々の店でそれぞれ独自のアイデアで頑張っていて、最近では週末にはかなりお客さんも戻ってきたが、やはり平日は厳しい状況。何か手立てはないかと思っていた」と話す。

 今年6月、コロナ禍で苦しむ飲食店を応援するために国土交通省も、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店などを支援する緊急措置として、地方公共団体と地域住民・団体などが一体となって取り組み沿道飲食店などの路上利用の占用許可基準を緩和すると発表した。これを受け、商店街として手を挙げることを決めたという。中野レンガ坂は私道であるため、中野区への申請ではなく、中野警察署と中野保健所に道路占有許可を得て、中野区内初の「外飲みストリート」が実現した。

 参加店舗(イベント初日時点)は、「五感 鉄板 & wine」「Bar Bacchus」「日本酒バル 中野青二才」「Boqueria(ボケリア)Spanish & Texmex Bar」「vivo daily stand 中野店」「十七番地 中野南口レンガ坂店」「タイ料理 トンホム」「スペインバル siono」「ダイニングキッチンroot」「BISTRO TRUNK」の10店舗が外飲みを実施する店舗で、その他20店舗ほどが店内でのサービスーを計画している。岡田会長によると外飲み実施店舗は開催期間中に徐々に増えていく見込みという。

 岡田会長は「レンガ坂の店舗は東京都の感染拡大防止ガイドラインを遵守し、安心してご利用いただける。占有許可基準の緩和から外飲みとし、飲食店はオープンテラスから予約が埋まっている状態から集客しやすいと判断し、賑(にぎ)わいから他店へもはしごしてもらうことを見込んでいる。レンガ坂の魅力をぜひ堪能していただきたい」と話す。

 営業時間は各店舗で異なる。11月29日まで。

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