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中野れきみんで企画展「描かれ、写された中野」 「江古田獅子舞巡行絵巻」公開も

1836(天保7)年の「武蔵国輿地全図 完」(中野付近)

1836(天保7)年の「武蔵国輿地全図 完」(中野付近)

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 山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん、中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)で10月13日、企画展「描かれ、写された中野」が始まった。

(関連フォト)企画展「描かれ、写された中野」会場(中野れきみんツイッターより)

 かつての中野の村々は江戸近郊農村という性格を有しており、その特徴は明治維新後の近代化とまちの発展により次第に姿を消した。絵図・地図・写真などには近世以降の地域の姿が克明に描かれ、写されていることから、地図や絵図、写真、絵画約40点とパネル資料を通じ、中野の地域性や特色、風景を読み取り、その変化をたどる。中野区指定有形文化財「江古田獅子」の描かれている「江古田獅子舞巡行絵巻」(江戸時代末期)も約4年ぶりに公開する。

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 開催時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。11月22日まで。

 同館は、郷土の文化遺産を保存し、展示活用していくことを目的に1989(平成元)年、名誉都民である故・山崎喜作さんから寄贈された土地に建設し開館。開館から30年を経て、約半年間の工事を行い4月1日にリニューアルオープンした。リニューアルしたのは常設展示室で、かつてはジオラマや説明パネル、映像などを使って太古から昭和時代(近代)半ばまでの中野の歴史を紹介していたが、リニューアルでは平成時代までを含む形で「現代の中野」を付け加えているほか、映像の刷新、展示物の耐震補強なども行った。