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歴史民俗資料館「れきみん」で「変わりゆく学び舎」館蔵品展、学びの変遷たどる

「変わりゆく学び舎」館蔵品展パンフレット

「変わりゆく学び舎」館蔵品展パンフレット

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 山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん、中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)で7月7日、「変わりゆく学び舎(や)」館蔵品展が始まる。

(関連フォト)中野区歴史民俗資料館(外観)

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 「学び」をキーワードに、同館に所蔵されている浮世絵、書籍、そろばん、ランドセル、振鈴、硯(すずり)、筆、文鎮などを紹介し、学びの風景の変遷をたどる同展。「読み」「書き」「そろばん」を学んだ寺子屋から、現代の教育の中心である「一斉教授」の学びの風景までを、教科書などの書籍や文房具、浮世絵や掛け図などからひもとく。

 開館時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。8月9日まで。

 同館は、郷土の文化遺産を保存し、展示活用していくことを目的に1989(平成元)年、名誉都民である故・山崎喜作さんから寄贈された土地に建設し開館。開館から30年を経て、約半年間の工事を行い4月1日にリニューアルオープンした。リニューアルしたのは常設展示室で、かつてはジオラマや説明パネル、映像などを使って太古から昭和時代(近代)半ばまでの中野の歴史を紹介していたが、リニューアルでは平成時代までを含む形で「現代の中野」を付け加えているほか、映像の刷新、展示物の耐震補強なども行った。

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