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中野の劇団「おひさま冒険団」が新作 3組それぞれが「日本の昔ばなし」演じる

「おひさま冒険団」キャスト陣

「おひさま冒険団」キャスト陣

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 劇団「おひさま冒険団」の新作「日本の昔ばなし公演」が4月15日から、中野駅南口千光前通りの「中野スタジオあくとれ」(中野区中野2、TEL 03-3384-3495)で開かれる。

(関連フォト)「日本の昔ばなし公演」イメージ

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 中野区を拠点に2013(平成25)年11月、代表の香取大介さんが「区民の役に立つ劇団をつくろう」と思い、賛同した仲間たちと設立した同劇団。昨年3月に上演した「アトランティスZERO」から約1年ぶりの公演となる。

 今回の作品は同劇団として初の3チーム制で、それぞれ「日本の昔ばなし」のストーリーを演じる方式。キャストが吉良竜矢さん、愛河美帆さん、山本洋輔さん、本間涼花さんの「桃組」のタイトルは「おおかむづみ~イザナギとイザナミと黄泉(よみ)の国~」で、香取さんが作・演出を担当する。キャストが立花聡一朗さん、広畑りかさん、大崎聖奈さん、黒木伸一朗さんの「鬼組」のタイトルは「鬼を以(もっ)て鑑(かがみ)と為(な)す」で、No wayさん作、香取さんが演出を担当する。キャストがたまゆり笑さん、林隼平さん、関谷百笑さん、山守健太さんの「桜組」のタイトルは「浦島太郎」で、同劇団員の五十嵐育也さんが同劇団公演で初めての作・演出を担当する。

 香取さんは「劇団員は普段、中野の地域イベントなどでボランティア活動などを通じて地元の人の声を聞いたり一緒に取り組みを盛り上げたりしているが、コロナの影響で中野のイベントが激減してしまい、地域とのコミュニケーションがなかなか思うように取れていない。軸は地域活動なので、これから少しずつ地域との触れ合いを増やしつつ、この公演も成功させて、街を明るく元気にしてコロナに立ち向かっていきたい」と話す。

 1日3公演で桃組・鬼組・桜組が1回ずつ行うが、公演時間や公演順は日によって異なる。チケット料金は2,000円(1公演ごと)。今月18日まで。

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