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中野「つけ麺プロジェクト」新メニュー開発へ-「ご当地」新レシピ続々

メニュー化が進む「中野あい盛りつけ麺(仮称)」

メニュー化が進む「中野あい盛りつけ麺(仮称)」

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 中野区新井区民活動センター(中野区新井3)で7月31日、「中野つけ麺プロジェクト」新メニュー開発&試食会が開催された。主催は中野区観光協会地産池消活用委員会。

試食で人気だった区内会社経営の磯長弘美さん作「冷やし坦々うどん」

 同プロジェクトは、同区内の事業者などが提供する食材を使った、同区の文化の一つである「つけ麺」をテーマに、新たな地域限定メニューを開発・研究するプロジェクト。6月26日に続いて今回が2回目となる開発&試食会。

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 1回目のテーマは北海道の「なよろ観光まちづくり協会」提供の新鮮もぎたてアスパラガスと、同区の老舗製麺所「大成食品」(新井2)の麺を使った「オリジナルつけ麺」の開発だったが、今回のテーマは「つけ汁」。ほぼ同区事業者の食品のみで新メニュー研究を実現している。

 食材は、同区に移転してきた小岩井乳業(中野4)がチーズやヨーグルトなどの乳製品、みそは「神州一味噌」宮坂醸造(野方2)、「江戸甘味噌」あぶまた味噌(本町3)、「タケヤみそ」東京タケヤ販売(上高田2)が、麺はフジキン光来(沼袋2)、大成食品がそれぞれ提供した。

 当日は、中野区観光協会の食探訪アドバイザー本間朋子さん監修の下、10時30分ごろからレシピを投稿した一般参加者や、東京都観光振興課の職員、中野区観光大使の折井理子さんやメトロポリちゃんVらも調理メンバーに加わり、約1時間30分で「中野色豊か」な新メニューが完成、参加者全員で試食した。

 出来上がった新メニューは、ヨーグルトとみそを使った「トマトカレーつけ汁」、川越屋(本町5)のピーナツクリームが特徴的な「冷やし坦々うどん」、ほとんどの提供食材を使ったクリームパスタ風「観光大使スペシャルうどん」の3メニュー。「うどん」と「つけ麺」の2種類の麺が用意されていたため、うどん用レシピだったものを急きょ中華麺で試食、フジキン光来が作ったサンプルも持ち込まれ、いろいろな薬味や食べ方を研究した。

 今回の「つけ麺」新メニュー研究開発を終え、主催者側責任者である塩澤清俊さんは「中野の文化であるつけ麺、このプロジェクトでは中野ならではの新しいつけ麺メニューを考案し、区内店舗に並べられるよう、ブラッシュアップしていきたい。また、この試食会でいろんな麺やつけ汁で食べることが、あらためてすごく楽しいことが分かり、お客さまもきっと食べ比べできたら楽しいので、『中野あい盛り』という2種類・3種類の麺が楽しめる中野区統一メニューの検討も進めたいと感じた」と話した。

 今後は、新たなテーマを持ったメニュー研究を行うと同時に、第1回と2回で生まれた新メニュー、新コンセプトの「つけ麺」が商品化できるかどうかの検討を進める予定。伝統的な「つけ麺」と新しい「つけ麺」が共存する中野の、今後の地産池消活用が注目される。

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