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中野・沼袋周辺が「おひなさま」一色に-84カ所でひな人形、園児の作品展示

沼袋駅周辺ではいたるところにおひなさまや園児の作品を展示(写真は尾張屋豆腐店)

沼袋駅周辺ではいたるところにおひなさまや園児の作品を展示(写真は尾張屋豆腐店)

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 西武新宿線沼袋駅周辺地域で現在、「まちかどひなめぐり」が開催されている。

「ちびっこおひなさま体験」コーナーでは衣装を着て記念撮影ができる

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 沼袋の「春の風物詩」として今年で10回目を迎えた同イベント。沼袋の商店街や沼袋区民活動センター(中野区沼袋2)、など84カ所でひな人形やひな祭りにちなんだ園児の作品などを展示するほか、ひな祭りにちなんだ「ひなめぐりクロスワードラリー」の実施、オリジナルグッズも販売し、街の活性化や地域コミュニティーの再生を図っている。

 メーンイベントの開催は3月1日。実相院(沼袋4)では「大道芸人がやってくる!」や屋台村の出店、陸前高田の物産展、手作り貝ぐるみ教室、子どもミニベーゴマ大会などが開かれる。山田屋呉服店(沼袋2)では、子どもたちが「お内裏さま」「おひなさま」となり記念撮影ができる「ちびっこおひなさま体験」コーナー。沼袋区民活動センター(沼袋2)では、「ふれあいひなまつり」と題して絵手紙体験、紙芝居、バルーンアート、似顔絵コーナー、お茶会などを行うほか、昨年11月から今年1月まで募集した「とかいなか沼袋フォトコンテスト」の受賞作品も展示する。

 同イベントに合わせて、山崎記念中野区歴史民俗資料館(江古田4)では「おひなさま展」を開催。江戸時代から昭和10年代までのひな人形を中心に、約40組のおひなさまを展示するほか、市松人形やお土産人形なども展示する。2月27日には、ちりめんを使ってひな祭りの装飾を作る「つるし飾りつくり」、3月3日には学芸員による「おひなさま展」ギャラリートークも行う。

 実行委員の並木陽平さんは「節目の10回目。1つの商店街の数店舗でスタートした『ひなめぐり』が3つの商店街、企業、地域、中野区とで連携し、規模も大きくなってきている。皆さんにもぜひ『沼袋』で新しい発見をしてもらいたいし、これからも街のみんなで『ひなめぐり』『沼袋』を作っていきたい」と意気込みを見せる。

 ひな人形の展示やクロスワードラリーなどのイベントは3月3日まで。

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