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薬師あいロードに北北海道のアンテナショップ 天塩川流域9市町村の物産一堂に

「きた北海道9市町村のおいしさ発信ショップ テッシオペッ」外観

「きた北海道9市町村のおいしさ発信ショップ テッシオペッ」外観

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 JR中野駅と西武新宿線新井薬師駅の中間に位置する薬師あいロード商店街に8月9日、北北海道アンテナショップ「テッシオペッ」(中野区新井1、TEL 03-5942-6354)がグランドオープンする。

「テッシオペッグランドオープンイベント」イメージ

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 北海道名寄(なよろ)市と中野区のつながりは、名寄商工会青年部メンバーが中心となり中野区内の経済界との民間交流を続けてきたことが始まり。同市の「なよろ観光まちづくり協会」と中野区観光協会との間で連携協定を締結し、双方の地域活性化に取り組んでいる。

 同アンテナショップは、名寄商工会議所が主体となり、名寄市、中川町、音威子府(おといねっぷ)村、美深(びふか)町、下川(しもかわ)町、士別(しべつ)市、剣淵(けんぶち)町、和寒(わっさむ)町、幌加内(ほろかない)町の9市町村の地域産品を取り扱いながら情報収集を行う店舗として、首都圏と北海道をつなぐことを目的にオープンした。

 コンセプトは「名寄市を中心とした道北エリアの地域産品を、中野区や杉並区を中心とした東京近郊の人たちへ」。店名の「テッシオペッ」は、天塩川の語源といわれているアイヌ語の「テッシ=梁(はり)、オ=多い、ペッ=川)から付けた。北海道最北端を流れる天塩川流域は、生産量日本一のもち米の産地である名寄市をはじめ、日本有数の農業地帯として豊かな農作物を生産しているという。

 主な商品は、「ひまわり油」「なよろスティック」「風連おかき」など(以上、名寄市)、「行者にんにくウインナー」「ハスカップサイダー」「豚丼たれ」(以上、中川町)、「音威子府そば乾麺セット」「音威子府羊羹(ようかん)」(以上、音威子府村)、「羊のチーズのオイル漬け」「山女魚(やまめ)珍味揚げ」(以上、美深町)、「下川手延べうどん」「無塩とまとジュース」(以上、下川町)、「羊のまちのスープカレー」「かぼちゃもち」(以上、士別市)、「スモークド・チキン」「しそジュース」(以上、剣淵町)、「ペポたると」「わっさむペポナッツ」(以上、和寒町)、「幌加内そば」「幌加内そばロールクッキー」(以上、幌加内町)。

 イートインでは、「名寄もち米入り炊き込みご飯」「名寄いし田のコロッケ」「きた北海道トマトジュース飲み比べセット」「名寄Shop's Garden千花のソフトクリーム」「美深山わさびおにぎり」などのご当地メニューを用意するほか、持ち帰りも可能で店舗前のオープンテラスでも楽しめる。連携する9市町村の食材を使ったメニューとして、「士別ポークカレー」「和寒のかぼちゃスープ」「音威子府そば」「名寄煮込みジンギスカン」などの提供も検討している。

 8月9日13時から、JR中野駅北口広場で「グランドオープニングイベント」と題したイベントを予定。名寄商工会議所の藤田健慈会頭をはじめ、東京商工会議所中野支部の麻沼雅海会長、JR中野駅飯塚晃駅長らが列席し、名寄ソフト大福の配布や春日山部屋力士による餅つき、オーケストラによるオープニングセッションなどを開催する。

営業時間は11時30分~20時。

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