ストーンアーティスト伊藤博敏さんの個展「堅物の営み」が6月5日から、中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で開かれる。
伊藤さんは1958(昭和33)年、長野県松本市生まれ。1982(昭和57)年、東京芸術大学美術学部工芸科卒業。家業の石材店を営みながら、ストーンアーティストとして石を使った作品を制作し、日本国内で受賞歴を持つ。海外でも高く評価され、アメリカのボストン・ニューヨーク・シカゴなどやオーストラリアでも個展を開いている。
天然石を加工し、そこに異素材のパーツを加えて制作した作品は、柔らかそうな質感や、水、布のようにも見えるのが特徴。石の表面に取り付けられたファスナーの中に、さまざまな国の本物のコインや植物の実、機械の部品やコーヒーの豆などが詰め込まれているもの、石の中の目がこちらをのぞき込んでいるようなもの、歯が見えて石が生きて笑っているかのようなものもある。同展では、新作など約20点を展示販売する。
ギャラリー店主の小高均さんは「驚きの技術と素晴らしい表現で石の素材感を引き出し、見る者全てに表情豊かな石の魅力を感じさせるミステリアスでちょっぴりユニークな不思議な石たちに、ぜひ合いに来てほしい」と話す。
開催時間は12時~17時。月曜~木曜休廊。観覧無料。6月28日まで。