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ディープな街情報扱う「TOmag」、中野区号完成-編集長ご当地移住スタイルで

発売される「TOmag中野区特集」の表紙は長澤まさみさん

発売される「TOmag中野区特集」の表紙は長澤まさみさん

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 「ハイパーローカルなシティカルチャーガイド」をコンセプトとした「TOmag」中野区特集が完成し、4月25日に発売される。

中野区在住、お笑いコンビ「エレキコミック」やついいちろうさんも登場

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 同誌は、東京23区を1区ずつ1冊丸ごと特集していくというスタイルで、「TO」は「TOKYO」「都」「~へ(go to)」を表しているという。「中野区」号は、昨年2月の創刊号「足立区」、10月の「目黒区」に続く3区目。

 「多様な価値観にあふれた東京の知られざる表情」を求めて川田洋平編集長がご当地に移り住み、自らの足で取材をしながら作り上げるユニークな「放浪編集スタイル」が特徴。「中野区号」を取材するために昨年12月に中野近辺に引っ越しを敢行。同区内の要人や有名人、商店やメディアなどを包括的に取材しながら全体の構成を練り、じっくりと取材を続けて完成させたという。

 資金面ではインターネットの「クラウドファンディング」を利用し、支援を広く募集。目標額を達成すると同時に、同誌プロモーションの効果も狙った。

 表紙を飾ったのは、中学2年生の時に上京して、およそ5年間にわたって中野で青春時代を過ごした女優の長澤まさみさん。巻頭企画では、当時の同級生を呼んで同窓会を開催した様子を掲載している。また、同区在住歴20年超の掟ポルシェさんの中野区談義、やついいちろうさん率いる中野会による南口談義、中野を語る際に定番となった中野ブロードウェイや中野サンプラザ情報も深部に踏み込んだ内容となっている。

 川田編集長は「中野区は人と人とのつながりが非常に強い街。過去の2冊に比べても、さらに一歩深く、街の中に踏み込んだ内容になっていると思う。さまざまなメディアで取り上げられている中野区だが、そうした表層的な中野区のイメージではなく、そこに住む人々だけが知り得る、あるいは地元の人でさえも知らなかったような街の姿を切り取っている」と話す。「次回の特集は品川区を予定。中野区特集とは全く違った誌面になると思うのでそちらもお楽しみに」とも。

 東京都内の各書店で販売開始。価格は1,000円(税別)。区内では、「あおい書店中野本店」(中野4)、「明屋書店中野ブロードウェイ店」(中野5)、「はた書店」(野方5)などで展開する予定。

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