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中野サンプラザで「エコメッセフェス」 リユース・リサイクル文化の継承を

廃食油を使ったエコキャンドル作りワークショップの様子

廃食油を使ったエコキャンドル作りワークショップの様子

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 資源の循環を進めることを目的としたイベント「エコメッセフェス20」が5月21日、中野サンプラザ(中野区中野4)14階で開催される。主催はNPO法人エコメッセ(世田谷区)。

(関連フォト)「エコメッセフェス」開催チラシ

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 2002(平成14)年7月に発足した同NPO法人。自然との共生を優先したまちづくりを実践し、環境に負担をかけない循環型社会を作り出すことを目的としているという。中野店を含む関東近郊「チャリティショップ」14店舗を拠点に、売り上げの一部を環境活動の資金として活用。緑豊かな街並みや自然エネルギーの普及も目指しているといい、活動の紹介やワークショップ、ゲストスピーカーによるさまざまな切り口の「エコ」を提供するという。

 当日は、中野区観光大使で2018(平成30)年12月に真打に昇進した講談師・神田山緑さんの講談、東京を拠点にライブ活動を行っているタケシィさんの三線ライブ、スタイリングコーディネーター渡邉慶子さんによる着こなし術講座のほか、ワークショップは、新しい漆を使った「新・金継ぎ」、太陽光で調理する「段ボールソーラークッカー」、廃食油を使った「エコキャンドル」、着物の裏地羽二重を使った体を洗うたわしを編む「ちとちゃんづくり」、ハギレでボタンを包んで髪ゴムを作るなどの「小物づくり」を開く。

 チャリティーコーナーでは、「チャリティショップ」が、着物リメーク品や手作り品、リユース着物の展示などを行う。

 大嶽貴恵理事長は「20年目を迎え、趣旨書にある通り、市民を中心日環境に負荷をかけない循環型社会を目指すまちづくりの原点をみんなで考えていきたいと初めて開催するイベント。20年間の活動をぜひ知ってもらいたい」と話す。

 開催時間は10時30分~16時。参加費=2,000円。ワークショップは申し込み人数によって抽選となる。

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