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ポレポレ東中野の併設カフェ「ポレポレ坐」で「境界線上の映画」作品を上映

ジョン・カサベテス監督の2作目「Too Late Blues」のワンシーン(Images Courtesy of Circus/Paramount)

ジョン・カサベテス監督の2作目「Too Late Blues」のワンシーン(Images Courtesy of Circus/Paramount)

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 世界中の「境界線上の映画」を上映するイベントが6月1日から、東中野の映画館「ポレポレ東中野」に併設のスペース&カフェ「ポレポレ坐(ざ)」(中野区東中野4)で開催される。

(関連フォト)実験映画の上映会「Experimental film culture vol.5.0 in Japan」ポスター

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 「Experimental film culture vol.5.0 in Japan ~ポレポレオルタナティブ」と題して開催される同イベント。映像作家の鈴木光さん、ポレポレ東中野の石川翔平さん、写真家の西澤諭志さんがキュレーションを務める「Experimental film culture in Japan(=EFCJ)が映画を上映する。2019年10月に吉祥寺「ArtCenterOngoing」で初開催して以来、年に1回ほど開催してきた。今回は「vol.5.0」という位置付けで開催する。

 日本での上映機会があまりなかったというジョン・カサベテス監督の映画「Too Late Blues」を目玉に、昨年のベルリン映画祭で上映されたボスニア・ヘルツェゴビナ出身のダーン・コムリエン監督の新作「Afterwater」や、鳥取大学で学生を指導する映像作家・佐々木友輔さんによる映画と上映の関係を考察した5時間13分の長編「映画愛の現在」、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の西川智也教授に選んでもらった米国の実験映画の最前線が分かる短編プログラムなどを4日間に分散して上映する。「Too Late Blues」にはEFCJがオリジナル字幕を付けた。

 ポレポレ東中野の石川さんは「他では上映されない作品ばかりを集めた」と話す。

 料金は、1回券=1,500円、3回券=3,600円、フリーパス=7,000円(10枚限定)。各回とも定員制(予約優先)。

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