生命科学映像「熊蟲萬壽無疆(クマムシばんじゅ・きわみなし)」の上映が6月27日、東中野の映画館「ポレポレ東中野」(中野区東中野4)で始まる。
2026年3月、文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会(運営)による令和7年度助成を受けて東京シネマ新社(文京区)が製作した同映像。「クマムシ」の生態を描いているが、同社が2015(平成27)年に製作した「Sex Change オキナワベニハゼの社会と性転換」と、2001(平成13)年に製作した「種子の中の海 イチョウの精子と植物の生殖進化」を統合し、95分の長編作品として再編し、「その静かな知恵=生命の戦略」を描いた。
クマムシは極限環境を生き延びる。オキナワベニハゼは社会の中で性を変える。イチョウは種子の中に「海」をつくり、泳ぐ精子を育む。「生存は力ではなく戦略である」をキャッチコピーに、対象は異なっても、生命は環境に応じて自らを変えることで存続してきた3つの生命の科学映像。撮影は谷口常也さん、監督は鈴木由紀さん、プロデューサーは岡田一男さんが務めた。
上映時間は同館のサイトで知らせる。