中野駅新北口西側「パークシティ中野」(中野区中野4)の最西端「ザ タワー ブリーズ」1階にオープンした「一葉式いけ花」が8月21日~24日の4日間、新本部教室お披露目小花展「はな・はざま」を開催した。
囲町東地区第一種市街地再開発事業が始まり、本部機能や教室機能が新本部教室完成まで十分ではなかったが、「パークシティ中野」が完成するのと同時に教室の内装などを整い、準備を進めて、今回のお披露目展にこぎ着けたという。
「一葉式いけ花」は2019(平成31)年2月16日に急逝した3代目家元の粕谷明弘さんの後を受け継いだ4代目家元の粕谷尚弘さんを中心に、同門下生約100人が在籍する。尚弘さんは1980(昭和55)年、「一葉式いけ花」3代目の次男として東京、中野区で生まれ、幼少より家元に師事。大学卒業後の2004(平成16)年には渡米し、インダストリアルデザインを学ぶ。流派内外の花展などに作品を発表し、個展や他の分野の作家とのコラボレーションなど積極的に取り組む。海外への生け花の普及にも力を入れ、ニューヨーク・メトロポリタン美術館でのデモンストレーションなど、アメリカ、中国、フランス、インド、オーストラリア、南アフリカ、ウクライナ、シンガポールなどでも活躍する。
尚弘さんは「この空間は、教室や花のイベントだけではなく、ちょっとしたステージもあるので、生け花と音楽、生け花と落語など、いろいろな人とジャンルを超えたイベントができるような空間にしたい。戦後から中野に本部を移転し、中野に根ざしてきたこの場所を拠点として、国内外にさらなる文化的交流の輪を広げていきたい」と話す。