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中野駅周辺が「街中まるごと美術館」 近隣5ギャラリーで「アール・ブリュット」展

中野サンモールの空中ギャラリー

中野サンモールの空中ギャラリー

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 「NAKANO街中まるごと美術館!アール・ブリュット ~人の無限の想像力を探求する2022~」が1月22日から、JR中野駅周辺などで開かれている。主催は愛成会(中野区中野5、TEL 03-3387-0082)や商店街らで構成されるNAKANO街中まるごと実行委員会。

(関連フォト)中野駅北口の横断幕

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 アール・ブリュット(Art Brut)は「生(き)の芸術」という意味のフランス語で、正規の美術教育や文化潮流とは違い、作者独自の方法・発想で制作された芸術の総称。障がいのあるアーティストの芸術も含まれる。

 今年は「ありのまま」「自分らしさ」の意味を持つ「True Colors」をテーマに、中野駅周辺の「中野ブロードウェイ商店街」階段ギャラリー、「中野サンモール商店街」空中ギャラリー、「中野南口駅前商店街」看板ギャラリー、「中野レンガ坂商店会」坂道ギャラリー、中野マルイ(中野3)隠れ家ギャラリーの5つのギャラリーで22人のアーティストの作品を展開。1月29日から2月20日までは中野駅南口交番近くの中野駅前ビル1階でも、参加アーティストのうち澤田真一さんや戸谷誠さんら9人のアート作品をリアルに展示する。

 地域とのコラボイベントとして、2月5日は織田学園(中野2)とコラボした「アール・ブリュット×ファッション」「アール・ブリュット×食」、12日には明治大学(中野4)とコラボした「アール・ブリュット×ヒューマンライブラリー」を開催する。

 今回キュレーションを担当した愛成会の渡邉昌美さんは「『True Colors』をテーマに22人の多彩な作り手の作品を、バナーやポスター、実物の作品などで紹介するほか、織田学園とコラボしたアール・ブリュットを食やファッションなどで楽しめる企画や、明治大学国際日本学部とコラボした多様な人の人生観に触れる対話型イベントも開催する。作品鑑賞と併せて楽しんでほしい」と話す。

 2月23日まで。

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