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中野BWに「純喫茶ジンガロ」 村上隆さん「お花」のプリンやテーブルゲームも

「純喫茶ジンガロ」(内観)と現代美術作家・村上隆さん(中央)

「純喫茶ジンガロ」(内観)と現代美術作家・村上隆さん(中央)

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 現代美術作家・村上隆さんの世界観と「昭和レトロ」を融合させた「純喫茶ジンガロ」(中野区中野5)が「昭和の日」の4月29日、中野ブロードウェイ2階にオープンした。

(関連フォト)テーブルテレビゲームに「お花プリン」「メロンフロート」

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 2013(平成25)年11月2日、同所にオープンした「Coffee,Cocktail+Art」をコンセプトとした村上さんプロデュースのカフェ「Bar Zingaro」を業態変更した同店。中野を代表するカフェとして、ヨーロッパやアジアからの外国人客を中心ににぎわいをみせていたが、村上さんによると、新型コロナウイルスの影響で業態を変更せざるを得なくなったという。村上さんの「お花」をモチーフとした通販用の特別なチョコレートやクッキーを製造する「となりの開花堂」としてシャッターを閉めながら営業を続けてきたが、コロナも落ち着き、中野に外国人観光客も戻ってきたため、新たなコンセプトのカフェをオープンした。

 店は、村上さんの「お花」などのデザインと、メディアなどでも多く取り上げられている「恵比寿横丁」や「渋谷横丁」、そして中野ブロードウェイ4階の村上さんのオフィス「ジンガロ横丁」も手がけた空間プロデューサーで浜倉好宣さんがタッグを組み、「昭和レトロ」な「純喫茶」が完成したという。店内には川が流れ、橋が架かり、大きな古いテレビを模した画面があり、天井からはカラフルなガラス照明がぶら下がり、全てのテーブルはテレビゲーム機でシートは革張りとなっている。

 ドリンクメニューは、「お花」のカフェラテや抹茶ラテ、コーヒー類などのほか、メロンフロートやコーヒーフロート、バナナシェイクやコンブチャなど。フードメニューは「お花プリン」「お花コーヒーゼリー」、「お花パンケーキ」などのほか日替わりでケーキ類なども用意する。「となりの開花堂」の「お花のクッキー」も購入できる。

 村上さんは「通販ではすぐに売れ切れて、多くの人の手に渡らない現象が起きていたクッキーも買えるので、ぜひ一度のぞいてほしい」と話す。

 営業時間は12時~18時。休業日はウェブサイトで確認できる。

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