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中野マルイ裏に「エンタメビル」 「青色喫茶Oz」や謎の部屋、貸し会議室など

ビル全体が青色で統一されている「エンタメビル」

ビル全体が青色で統一されている「エンタメビル」

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 複合施設「エンタメビル」(中野区中野3)が10月1日、中野マルイ(同)裏近くにオープンした。

(関連フォト)1階は「青色喫茶Oz」

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 1階は「青色喫茶Oz」、2階は「叶探偵事務所」、3階は「三階堂研究所」、4階は運営会社のオフィスとなっており、ビル全体が青色で統一されている。運営会社はボードゲームやリアル脱出ゲームなどを手がけるエンターテインメント企業「StudioOZON(スタジオオゾン)」(中野2)。社長の久保能哉さんは「コミュニケーションゲームを主体としたコンテンツやイベントの制作、アニメのような2次元のキャラクターが配信活動などをするVライバーの芸能事務所を運営しており、そのノウハウでサブカルの街『中野』を盛り上げたい、特別な体験ができるリアルな場所を作りたいと思い、この青い拠点を作った」という。

 1階の「青色喫茶Oz」では、ドリンクと軽食を提供するほか、Wi-Fi環境や電源を完備し、作業場所や打ち合わせ場所としても利用可能。カフェメニューは、「飲むティラミス」「飲むモンブラン」「飲むショコラ」シリーズなどのドリンクやワッフルなどのスイーツのほか、ベーグルバーガーワッフルサンドなどのフードメニューを用意する。

 2階は架空の叶さんという探偵の事務所をイメージした「叶探偵事務所」という名のレンタルスペース。室内はオールドスタイルのロンドンをイメージした世界観で演出し、黒と赤を基調にした空間に仕上げた。鉄製の足場やスモークマシン、レーザー、スポットライトなど、さまざまなギミックを用意し、演出として使える。貸衣装が入っているクローゼットの奥は隠し部屋になっており、サプライズ演出なども行えるほか、マーダーミステリーなどのゲーム会やコスプレ写真の撮影会などの利用も想定している。

 3階は「三階堂研究所」という名のレンタルスペースで、白を基調にした内装にグリーンが生い茂る空間に仕上げた。長さ可変式のテーブル3卓、アルコール除菌シート、椅子15脚、Bluetoothスピーカー、75インチモニターを完備している。

 久保さんは「中野は古きと、新しきが融合している面白い街。私たちは実際に中野に住んでいて、毎日それを体感し、そしてそれを愛している。地域に根ざしながらも『新しいこと』をここから発信し、今まで中野に来る機会のなかった人たちを呼びたい。同時に、街に住む皆さんにもOZONというコンテンツを青色喫茶Ozやエンタメビルを通じて知って楽しんでもらいたい。ここは非日常的な体験ができるステージ。皆さんの日常的な憩いのスペースでありたい」と話す。

 カフェは24時間営業。

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