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野方ときわ通りに「屋台やゴンちゃん」 「サブちゃん跡地でプレッシャーある」と店主

焼き鳥を焼く店主の中山貴史さんと店内

焼き鳥を焼く店主の中山貴史さんと店内

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 「屋台やゴンちゃん」(中野区野方5)が3月1日、西武新宿線野方駅前ときわ通りにオープンした。

(関連フォト)店主お薦めの「焼き串」

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 「いつか自分の店を持ちたい」と長野県諏訪市内のホテルで中華料理を担当し、その後イタリアン、焼き鳥、居酒屋、和食などで修業を重ねてきた店主のゴンちゃんこと中山貴史(たかし)さんが構えた同店。どの分野でもある程度料理の自信があったが、見つけた店舗のサイズや調理のしやすさ、料理提供のフローなどを加味し、焼き串を中心とした屋台にしたという。席数は、カウンター5席、テーブル5席。

 メニューは、サラダやおつまみ、唐揚げやチーズ揚げなどの揚げ物類、「十和田バラ焼き」「とり皮ポン酢」「中華風冷しゃぶ」(以上400円)などの一品料理、「もも」「ねぎま」「かわ」「レバー」「ヤゲン」「豚ハツ」「ふりそで」「せせり」や各種野菜焼きなどの焼き串類(110円~)のほか、「巨大ホッケ」「さば」(以上850円、ハーフサイズあり)などの一夜干し類や、「アオヤギとホタルイカの酢みそあえ」「ねぶた漬け」「牛カルビ焼き」などの日替わりメニューも用意する。ドリンクは生ビール、ホッピー、サワー、日本酒、ハイボール、梅酒などのほか、こうじのお酒とフルーツで作る店主お薦めの「ゴンちゃんサワー」を用意する。

 出店場所は「たこ焼きたい焼き専門店さぶちゃん」跡。店主の「さぶちゃん」こと高倉三郎さんは昨年8月12日に亡くなった。来店客の一人は「開店してからいつも来ている。さぶちゃんが亡くなって、店もなくなって、この場所から遠のいていたが、ゴンちゃんが来てくれてよかった。気軽に立ち寄れる場所が復活してうれしい」と話した。中山さんは「地域に長く愛されたサブちゃんの跡地に店を出したのは、正直大きなプレッシャーがある。この近くにも引っ越してきて、これから時間をかけて、地域に愛される店にしていきたい。朝からお昼にかけての時間は日本そばも出す」と話した。

 営業時間は、7時~14時(日本そばタイム)、15時~翌2時(居酒屋タイム)。

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