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東中野のギャラリー「銀河101」でグループ展「ゆるやかな物語のワルツ」

山田桃子さん(上)、真鍋由伽子さん(中)、久保晶さん(下)さんの作品

山田桃子さん(上)、真鍋由伽子さん(中)、久保晶さん(下)さんの作品

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 女性現代アーティスト3人のグループ展「ゆるやかな物語のワルツ」が7月1日から、JR東中野駅近くの「Art Space銀河101(いちまるいち)」(中野区東中野1)ギャラリースペースで開かれる。

(関連フォト)グループ展「ゆるやかな物語のワルツ」メインビジュアル

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 銀河101は若い現代アーティストが古いアパートの1階をリノベーションして開いた。ギャラリーとアトリエを併設する。同グループ展は東京芸術大学大学院を修了し、作家として国内外で活動する久保晶さん、真鍋由伽子さん、山田桃子さんのグループ展。廊主の大人倫菜(おおひとりな)さんによると、「3人共に、自分の中の小さな物語を大切にしながら、色や線、質感などの絵を構成する要素の組み合わせにより独自の世界を作品の中に生み出している」という。

 久保さんは、油画技法材料研究室出身で、主に自然の造形をモチーフに絵画を制作。太陽と月、星空、雨風、木々や花、海、鳥などをデフォルメし、独自の色を使うという。真鍋さんは、バックグラウンドに日本画と版画の双方を持ち、独自の線の表現で日常と空想の境目を描いているという。山田さんは、銅版画など版画表現を専門としながらも、七宝などのさまざまな技法も探求し、描くことで生まれる物語やルール、素材の持ち質感を大切にしているという。

 大人さんは「展示タイトルにある音楽用語のワルツは、3拍子の優雅な踊りや音楽のこと。3人の作家が持つ独自の物語を想像しながら、人々の心に寄り添うような作品群を見てほしい」と話す。

 開催時間は13時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。7月8日まで。7月1日の18時からトークイベントを開催する。

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