東中野の梅若能楽学院会館(中野区東中野2)で9月27日、「Alma Wa 能×フラメンコ×和」が開催される。主催は「日本に恋した、フラメンコ」。
今年のシンガポール、台湾・台北市、韓国・ソウル市での「Alma Wa 能×フラメンコ×和」アジアツアーの日本凱旋(がいせん)公演という位置付け。同プロジェクトの永田健さんは日本を代表する男性フラメンコダンサーで、大手証券からアメリカへMBA留学するも中退してスペインに渡り、フラメンコを学ぶ。2013(平成25)年には日本フラメンコ協会新人公演で史上初の満票で奨励賞を獲得するなど受賞歴は多い。和とコラボする「日本に恋した、フラメンコ」プロジェクトの代表として、舞台「本能寺の変」「ヤマトタケル」を制作し、日本全国の劇場、神社とスペイン4都市で公演。
「伝統と革新、東洋と西洋、静と動を日本最古の劇場である能楽堂で紡ぐ」という同公演。出演は、踊り=永田健さん・山本秀子さん、琵琶・歌=須田隆久さん、三味線・ギター=彌月大治さん、パーカッション=橋本ようすけさん、ゲスト出演として能楽=山中一馬さん(金春流シテ方)、神楽=石山裕雅さん(石山社中十世家元)。
永田さんは「フラメンコの根底には魂の叫びがある。それは、日本人が大切にしてきた祈りや武士道、『間』の美学とも深く共鳴する。自分自身が能を習得することで、表現やリズムの違いを超えて、和が持つ『間』の美学と、フラメンコが持つ『リズムと情熱』が交差し、国境やジャンルを超えた新しい舞台芸術を創造する」と話す。
18時30分開演(上演予定時間は80分)。入場料は、A席=9,000円、B席=7,000円、C席=5,000円など。