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中野で外国人が浴衣ウォーキングツアー 5カ国の男女10人がぶらり中野散策

新仲見世商店街を浴衣で歩くツアー参加者たち

新仲見世商店街を浴衣で歩くツアー参加者たち

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 中野駅周辺で唯一の外国人バックパッカー向け宿泊施設「やどやゲストハウス」(中野区中野2、TEL 03-3868-2772)で9月4日、外国人向けツアー企画「Yukata Tour at NAKANO」が行われた。

これから始まるツアーを前に笑顔を見せる外国人参加者たち

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 この日は、ドイツ人や台湾人の親子、香港人、マレーシア人など同施設に宿泊もしくは宿泊経験のある外国人男女ら10人が参加した。11時ごろ浴衣を着付けた参加者たちは、同施設責任者の山本真梨子さんの先導で、12時ごろツアーに繰り出した。

 行程は、中野駅西側のガード下を通り、中野サンモール商店街、新仲見世商店街、ふれあいロード北、早稲田通りを渡って薬師あいロード商店街を抜け、目的地の新井薬師梅照院までの約1時間。ウオーキングの途中には、中野駅前、中野ブロードウェイ前などで記念撮影を行い、帰りはあんみつやかき氷など日本のスイーツを楽しんだ。

 かつて同施設に8カ月間滞在し、中野が好きになったというドイツ人のメリッサさんは「日本のドラマやアニメ、食べ物、音楽が好き。今回も日本が大好きで来日していた。かわいい日本人のようになりたくて参加した。浴衣を着てみた感想は、とってもかわいいけど、帯がこんなにきついとは思わなかった」と笑顔を見せる。

 山本さんは「あまりアナウンスしないでひっそりと開催したが、参加者がすごく喜んでくれてうれしい。日本の伝統文化と中野の良い所が一度に体験できるツアーなので、また企画してみたい」と話す。

 同施設では毎週火曜19時から、「毎回違うテーマでさまざまな国の人たちと一緒にご飯を食べる」をテーマにした1コイン(500円)ディナーイベントも開催、今年3月には中野駅北口に2号店をオープンした。

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