中野区産業振興センター（中野区中野2）で6月2日から3日間、「中野区伝統工芸展（Nakano Traditional Craft Exhibition）」が開催される。主催は中野区伝統工芸保存会。

（関連フォト）楽器オルゴールを説明する永井淳さん（昨年）

　江戸時代から伝わる中野区内の伝統工芸を中心に紹介する同展は今年で26回目。同区で活躍する伝統工芸職人による「手描友禅」「着物仕立て」「東京無地染」「佐賀錦」「曲物」「江戸木彫刻」「型紙彫刻」「江戸べっ甲」「陶芸」「和人形」「木彫り人形」「江戸表具」「竹工芸」「漆工芸」「組みひも」「彫刻ガラス」「楽器オルゴール」などの展示を予定する。

　作品の展示や即売会のほか、曲物職人の大川良夫さんや楽器オルゴールの永井淳さんらの実演コーナー、「手書き友禅」「東京無地染め」「着物仕立て」「彫刻ガラス」「江戸表具」「和人形」などの無料体験コーナー、群馬県みなかみ町「たくみの里」による特別展示や即売会とカスタネット絵付け体験や繭（まゆ）からの糸引き体験、入り口脇の「お茶席」では和菓子付きの「お抹茶」（500円）も提供する。

　開催は10時～17時（お茶席は16時まで）。入場無料。6月4日まで。