食べる

中野区役所で「秋のフルーツマーケット」 山梨市・笛吹市・甲州市が合同開催

イベントチラシを持つ峡東地域世界農業遺産推進協議会・事務局の柳通めぐみさん

イベントチラシを持つ峡東地域世界農業遺産推進協議会・事務局の柳通めぐみさん

 中野区役所1階の交流スペース「シェアノマ」で9月14日~16日の3日間、「いこう!山梨のKYOTO(峡東)へ~世界農業遺産・秋のフルーツマーケット~」が開催される。主催する峡東地域世界農業遺産推進協議会は世界農業遺産の保全と活用に取り組む組織で、観光部会事務局を甲州市観光商工課が務める。

(関連フォト)「なかの里・まち連携」イベントでシャインマスカットを販売している甲州市(別イベント)

[広告]

 峡東地域は、山梨県東部に位置する山梨市、笛吹市、甲州市の3市で構成する盆地エリア。春はサクランボ、夏は桃、秋はブドウと、季節ごとに実る果樹が入れ替わる産地として知られる。都心から中央本線や中央自動車道で1時間半ほどの距離にあり、ブドウ狩りやワイナリー巡りの行き先としてなじみのある地域。

 この地域の果樹農業は、2017(平成29)年3月に日本農業遺産、2022年7月18日に国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定された。認定名称は「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」。評価の対象となったのは、扇状地の地形と土壌、気象条件に応じて果樹を作り分ける適地適作の技術体系で、約400年前に考案されたブドウの「甲州式棚」は、疎植・大木仕立てと組み合わせることで降水量の多い日本の気候に適応した栽培法として確立し、現在は全国に広がる。栽培品種のうちブドウ「甲州」は平安時代から作られてきた日本固有種。果樹園に自生する植物を生かす草生栽培が土壌の流亡を防ぎ、生物多様性の保全にもつながっているほか、枯露柿づくりやワイン醸造といった加工産業、約120年前に始まった観光果実園と結び付いて発展してきた点も特徴。

 この地域の果樹農業は、2017(平成29)年3月に日本農業遺産、2022(令和4)年7月18日に国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定された。認定名称は「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」。日本のブドウ栽培発祥の地ともされ、平安時代から作られてきた固有種「甲州」や、約400年前に考案され全国に広がった栽培技術「甲州式棚」など、風土に適応した果樹農業システムが評価された。枯露柿づくりやワイン醸造、約120年前に始まった観光果実園と結び付いて発展してきた点も特徴。

 会場では、シャインマスカットをはじめとする旬の果物と加工品を販売する。併せて、世界農業遺産に認定された山梨県峡東地域の果樹農業システムや、産地ならではの体験コンテンツを紹介。アンケートに回答した来場者にはシャインマスカットを進呈する。

 中野区と峡東地域には行政同士の交流の下地がある。中野区は都市と地方が抱える課題の解決を掲げた「なかの里・まち連携事業」を進め、連携先の6自治体には峡東3市の一つである甲州市と、多摩川の源流域にあたる丹波山村が入る。事業は、日帰り観光や農林水産体験、文化交流による「体験交流」と、里・まち物産展などを通じた「経済交流」の2本柱で構成。同イベントは、峡東地域から中野区へ秋の恵みを届ける催しとして初めて企画されたもの。

 事務局の柳通めぐみさんは「秋の峡東地域では、ブドウ狩り・木工体験・キャンプ・座禅体験などさまざまなプログラムが楽しめる。首都圏でのPRイベントは今回が初めての試み。多くの皆さまに気軽に会場へ足を運んでいただき、山梨県峡東地域の豊かな果樹農業や、その魅力に触れてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は11時~20時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL