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新型コロナで奮闘する中野区保健所の今を伝える実録映画完成 区内で上映会

中野区保健所内での撮影の様子 © 2021 公衆衛生保健所活動研究会 / PEACE-CREATE

中野区保健所内での撮影の様子 © 2021 公衆衛生保健所活動研究会 / PEACE-CREATE

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 ドキュメンタリー映画「終わりの見えない闘い~新型コロナウイルス感染症と保健所~」の上映会が8月27日、なかのZERO(中野区中野2)小ホールで開催される。主催はピース・クリエイト(江東区)。

「終わりの見えない闘い~新型コロナウイルス感染症と保健所~」ポスター

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 新型コロナウイルス感染症の拡大をこれ以上広げないために奮闘する中野区保健所の今を伝える同映画。宮崎信恵さんが監督を務め、製作のためのクラウドファンディング(以下、CF)を「READYFOR(レディーフォー)」で行った。目標額200万円を達成し、第2目標額の400万円も達成したほか、映画のバリアフリー化に関しては文化庁の支援も利用し、6月末には映画が完成したという。

 宮崎さんは「コロナ禍の下、多くの人が仕事の上でも、経済的にも、精神的にも、毎日の生活に大変な思いをしている。これまで体験したことのない新型コロナウイルスの感染症拡大は、これまでの生活のありようや働き方の問題、貧困格差、偏見・差別など、社会が抱えるさまざまなひずみや脆弱(ぜいじゃく)性をあぶり出した。住民の命と健康を守りたい。この体験を後の感染症対応に生かしてほしい。保健所でコロナ対応に追われる職員の悲鳴を知ってほしくて映画化を進めた」と言う。

 同映画は、新型コロナウイルスが私たちの生活を一変させた2020年春から今日の第3波感染拡大までの約10カ月間を公衆衛生の最前線である保健所にカメラを据え、コロナ感染拡大防止に当たる保健師や公衆衛生医、他の保健所職員たちの奮闘と葛藤、苦悩を描いている。上映時間は99分。作品名の題字は宮崎監督の友人である書家・竹内尚代さんが、ナレーターは俳優の益岡徹さんがそれぞれ務めた。

 宮崎さんは「1日1000人でも職員たちは過労死ラインをはるかに超えた勤務過多で保健所の業務は疲弊していたのに、このところの感染拡大にどう対応していることか。映画の取材は年度末の3月までの約束だったので、最近の動きはわからないが、報道などではベッドが逼迫(ひっぱく)、増え続ける自宅待機者の急変に救急隊の搬送もままならず、大変な状況になっているとか。それなのに小池(百合子)都知事はワクチンが普及しているからとか、堅く療養とか、オリンピックはテレビで観戦するのでコロナ拡大とは無関係とか、今の感染爆発に対する危機感をことさら避けようとしているように思えて仕方ない」とも。

 上映会は、10時30分~、14時30分~、18時~の3回を予定している。参加方法と料金は公式サイトで発表する。

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