「獣神サンダー・ライガー」展が4月20日、中野ブロードウェイ（中野区中野5）3階「墓場の画廊」で始まった。

（関連フォト）年表は永井豪さん原作のアニメ誕生の1989（平成元）年から

　日本プロレス界のみならず、「世界の獣神」として伝説的人気を誇ったプロレスラー「獣神サンダー・ライガー」にスポットを当てた同展。店主の佐山有史さんによると「超人的な身のこなしと独創的なテクニック、そしてヘビー級とも互角に渡り合ったそのパワーで繰り広げた激闘の数々。体重の軽いジュニアヘビー級というカテゴリーを団体やキャリアの垣根を越えて先導し続けた選手で、今なお国内外からリスペクトを集めるレジェンドレスラー」という。

　会場内では、同選手の激闘の歴史を年表で一挙に振り返るパネル展示、同選手の現役時代の私物や個人で所蔵するマスクコレクションなどを展示するほか、イベントオリジナルのTシャツやキャップなどの新作アパレルアイテム、ピンバッジ、アクリルキーホルダー、湯呑み、手ぬぐいなどを展示販売している。また、1989（平成元）年に漫画家・永井豪さんのアニメ「獣神ライガー」、その後の漫画「獣神ライガー」ともコラボして新作アイテムを用意している。

　佐山さんは「会期中のゴールデンウイークには、ライガー選手の地元九州でプロレスファンにはおなじみの祭典『レスリングどんたく』が開催されるが、ここでも約1カ月にわたって燃える展示が続く。ゴングからスリーカウントまで、まばたき厳禁掛け値なしの名勝負間違いなし」と話す。

　開催時間は12時～20時（土曜・日曜・祝日は10時から）。展示物や商品の一部は前期と後期で入れ替える。前期は5月1日まで、後期は5月2日～14日。