中野区在住の「新成人」を対象とした「成人のつどい」が来年1月13日、中野サンプラザホール（中野区中野4）で開催される。

中野区観光大使のメトロポリちゃんVとキャプテンミライさんは中野にぎわいフェスタで披露した「中野の歌」ライブ

　昨年は東京商工会議所中野支部、中野区商店街連合会、中野法人会、などがブースを構え、会場に入る前に中野の工業産業団体を知ってもらう企画だったが、今年は第1部の式典後に、中野を知ってもらう映像やライブ、パフォーマンスを繰り広げる予定だ。式典は国家斉唱や田中大輔中野区長らの祝辞などで構成する。

　第2部は、「皆が好きな中野」というタイトルの映像を上映後、地元ダンスチームと中野のゆるキャラたちによる共演、和太鼓＆エイサー披露、中野区観光大使「メトロポリちゃんＶとキャプテンミライ」のライブ、「中野トリビア」映像上映を予定。ライブ中に「HumanBeatBox」をリアルタイムサンプリングで重ね、その場で構築したトラックの上で歌うという新しいライブスタイルが話題で、中野にぎわいフェスタや中野heavysick ZEROなどでもライブを行っている「Bench」がトリを務める。

　イベント開催にあたり、中野区次世代育成担当の片倉明日香さんは「今年は例年になく16人もの実行委員が集まり、新成人ならではの斬新なアイデアが満載の式構成となっている。中野を愛する若者の表現方法も見どころです」と話す。

　自身も新成人で実行委員長の本橋啓吾さんは「今年のテーマを『ぶっとべ中野』と決め、とことん今までの成人式とは違う新しい形を目指した。そのため多くの障害があったが、結果的に、来場するみなさまを楽しませられる、一生心に残るような成人式ができあがったと思っている。この式を通じて新成人の人たちに、もっと中野に興味を持ってもらえたら嬉しい。ぜひご家族でご参加ください」と呼び掛ける。

　参加者は約1500人を見込んでおり、対象年齢であれば中野区内在勤、在学、過去の在住者も参加できるほか、東日本大震災で同区内に避難している対象者も含まれる。新成人の家族も入場可能（当日、会場で受け付けが必要）。

　開場12時30分。開催時間は13時30分～15時。